営業代行会社の中には、人材派遣・紹介という形態を持ち合わせる会社もある。ウィルオブ・ワーク(セイヤク)はその代表格で、全国50拠点以上を構え、独自研修を受けた正社員を案件ごとに固定配置する体制を敷いているという。完全成果報酬型で価格が明瞭なラクスルBPOとは、体制の作り方や料金の発生の仕方が大きく異なる。
人材派遣という選択肢を持つ点が特徴
ウィルオブ・ワークは、営業代行にとどまらず人材派遣・紹介というサービス形態も持ち合わせている点が特徴だ。テレアポ代行からインサイドセールス、カスタマーサクセスまでBtoBの営業プロセス全般をカバーし、独自研修を受けた正社員をチームとして固定配置する体制を敷いているという。全国50以上の拠点を活かし、エリアを問わない人材調達力も強みとして発信されている。
ラクスルBPOは、人材派遣という選択肢はなく、あくまで「営業代行サービスの利用」という形で完結する点がウィルオブ・ワークとの違いになる。
実績とサービス範囲
| 項目 | ウィルオブ・ワーク(セイヤク) | ラクスルBPO |
|---|---|---|
| 実績 | 2,800社超の取引実績、全国50拠点以上 | 展開中のサービス(具体的な支援社数は非公開) |
| サービス範囲 | 営業人材派遣・紹介、テレアポ代行、インサイドセールス代行、カスタマーサクセス代行、営業研修 | アポ獲得代行、コールセンター構築、SFA提供 |
| 料金体系 | 要問い合わせ(公式サイトに金額の記載なし) | 完全成果報酬型、有効商談1件から依頼可能 |
| 体制 | 独自研修を受けた正社員を案件ごとに固定配置 | 完全成果報酬型のアポ獲得代行を軸とした体制 |
料金体系と契約形態の違い
ウィルオブ・ワークは公式サイト上で具体的な料金を公開しておらず、依頼内容や体制規模に応じた個別見積もりとなる。正社員固定配置という体制上、月額の固定費が発生する契約形態が中心になるとみられる。
ラクスルBPOは完全成果報酬型を採用し、初期費用・月額固定費なしで、有効商談が発生した場合にのみ費用が発生する。固定費をかけずに営業代行を試したい企業にとっては、検討しやすい料金体系といえる。
どちらを選ぶべきか
全国規模での対応や、正社員による安定した体制を重視するならウィルオブ・ワーク、初期費用をかけずに完全成果報酬で始めたいならラクスルBPOが選択肢になる。自社の商圏や予算感によって最適解は異なる。
Q&A
Q. ウィルオブ・ワークの人材派遣サービスとは何ですか A. 営業代行という形ではなく、インサイドセールスやフィールドセールスなどの人材そのものを派遣・紹介する形態のサービスとされる。詳細は公式サイトでの確認を推奨する。
Q. 正社員固定配置と成果報酬型、コストが読みやすいのはどちらですか A. 成果が出た分だけ費用が発生する成果報酬型の方が、案件数が少ない段階では費用の見通しを立てやすいとされる。一方、稼働量が多く安定している場合は固定配置の方が割安になる場合もある。
Q. 両社を併用できますか A. 制度上は可能だが、対応範囲が重複する場合は情報連携が煩雑になりやすいため、まずは1社に依頼範囲を絞って運用を固めるのが現実的だ。
本稿は各社公式サイトの公開情報をもとに作成しているが、料金・サービス内容は変更される可能性があるため、最新情報は各社への直接確認を推奨する。
あわせて読みたい
費用や料金体系の判断に関わる記事を挙げておきます。
- ラクスルBPOとセレブリックスを比較|料金体系・対応範囲の違い
- ラクスルBPOとコンフィデンスを比較|料金体系・対応範囲の違い
- ラクスルBPOとSALES ROBOTICSを比較|料金体系・対応範囲の違い
営業代行の費用・料金の記事は「営業代行の費用相場と料金体系(固定報酬 vs 成果報酬)」に一覧でまとめています。費用・選び方・導入手順をまとめて確認するには営業代行の検討ガイドが便利です。料金の一例として、ラクスルBPOは初期費用なし・有効商談1件4万円(税抜)の完全成果報酬型のBtoB営業代行(有効商談1件4万円)を提供しています。